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フレッツADSL 接続方法などのTips

〜 この記事は、2001年2月に作成された内容です。懐かしい記事としてご覧下さい 〜


NTTのフレッツ・ADSLを利用してのパソコンとの接続方法は、大きく分けてパソコンを1台のみ
接続する方法とルーターを利用して複数台でADSLを利用する方法がある。 いずれの方法に
しても利用するパソコンには、LANカードの装着が必要となる。
ADSLの場合、10Baseで十分であるが、100Baseに対応したものも値段はほとんど変わらず
2,000円以下で売られているので今後の高速接続などの事も考え、とりあえず100Baseが
おすすめである。

LANカードはこのような形状をしている パソコンの背面に有るPCIスロットに装着した状態

LANカードの装着後TCPIP

 NTTから送られてくる接続ツールを利用して、パソコンを一台接続する方法

送付されるCD-ROMからPPPoEプロトコルに対応した接続ツールをインストールすることで 1台
のみの端末をADSLモデムに接続することが出来る。
基本的にNTTでは同時できる端末数は、1台のみ可能としているので、ADSL導入時はまず、
この方法で一度接続してテストを行なう方がよいと思われる。

どのようなものかを詳しく知りたい場合は、こちらで詳しく分かる → 接続ツール説明書

ADSL工事の2日前頃に
配達証明郵便にて配達される
PPPoEを利用して接続するための接続ツール



 ルーターを利用して複数台のパソコンを接続する方法

ルーターを利用して接続する場合は、NTTから送られてくる接続ツールは不要である
PPPoEプロトコルに対応したルーターの場合、WAN側(ADSLモデム側)には、PPPoE接続
が選択可能となっている。
写真のルーターは、プラネッツコミュニケーションズ製のBRL-04である。
ルーターの設定は、ブラウザで行う→設定ページ


ADSLモデムのEtherポートとルーターのWAN側をEtherケーブルで接続する。
ルーターのWAN側Etherは、10Baseである。(LAN側は、100Baseである)



Windows98、2000をPPPoEルーターとして利用する方法

パソコンを複数台接続するための方法として、ルーターの代わりにWindowsの
「インターネット接続共有」(ICS)機能を利用する方法がある。

仕組み
ネットワークカードを2枚指したWindowsマシン(ゲートウェイとなる)を使い IPマスカレード
使ったルーティングによってADSLモデムとLANを接続する。(ICSの機能である) この場合、PPPoEクライアントをインストールするパソコンは、ゲートウェイのみでよい 。

デメリット
この、ゲートウェイとなるパソコンの電源をきるとLAN上のパソコンから通信が できなくなる。あまったパソコンで用いるのなら良いが、ルーターの方が安上がりである。 (電気代も含め)

ゲートウェイとなるパソコンの設定
まず、LANカードを2枚使うが、WAN側(モデム側)のセットアップ時は、1枚のみで行い、LAN側のセットアップ の段階で2枚目を取り付けるとスムーズに行える

ネットワークカードを1枚取り付け、ケーブルモデム側をセットアップし、通常の接続が出来る事を 確認する。LAN側用に2枚目のネットワークカードを取り付けLAN側を設定する。

※ここからは、Windows98の場合。

    TCP/IP関連は、 デフォルトの自動取得のままで構わないので、その状態で行うとLAN側のカードが次のように設定される。

    IPアドレス:169.254.X.X ← この部分のIPアドレスを指定する
    ネットマスク:255.255.0.0
    DHCPサーバ:255.255.255.255

    次に、「アプリケーションの追加と削除」→Windowsを選択→ファイルの種類から「インターネットツール」 を選択→インターネット接続共有を選択し、OK ボタンをクリックしインストール(接続の種類を聞かれるまで、手順に従いインストールを進める)→オプションで「ケーブルまたはDSL」を選択→デバイスの選択項目で、「NTS PPPoE adapter 」を選択→デバイスの選択項目で、「NTS PPPoE adapter 」を選択→コンピューターを再起動。これで、ゲートウェイとなるパソコンの設定が終わりIPマスカレード機能が備わったルーター代わり となる。

※ここからは、Windows2000の場合。
    Windows2000の場合、2枚目のカードが認識されると、自動的にローカル接続のプロパティダイアログに「共有」タブが追加される。 ケーブルモデム側のプロパティで「この接続でインターネット接続の共有を使用可能にする」のチェックボックスをチェックするだけで、 ICSが有効になる。

LAN上のクライアントパソコンとの接続
その後、LAN上のクライアントパソコンのネットワークカードと、ゲートウェイパソコンのネットワークカードを 接続し(複数の場合はハブ経由で)、クライアントのGATEWAYに、ゲートウェイパソコンの2枚目のIPアドレスを設定する。これで、クライアントから、ゲートウェイパソコンのPPPoEを介してADSLでインターネットが利用可能 となる。

設定したネットワークアドレスを調べる場合は、winipcfgを利用すると便利である。DOSプロンプトから「winipcfg」で起動できる。winipcfgは、DHCPの再取得などを再起動なしで行えるとても便利なツールである。 (Windows2000の場合は、ipconfigコマンドを使う。ヘルプは、ipconfig ?で表示される)


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