用途別の目安と、2026年8月に測定された実測分布。光回線・CATV・スマホ回線でpingはどれくらい違うかがわかります。
ping(応答速度)は「小さいほど良い」数値で、Web表示の反応・ゲームの遅延・通話のズレを左右します。速度(Mbps)が十分でもpingが大きいと「反応が鈍い」と感じます。
2026年8月にBNRスピードテストで測った光回線利用者 59,534人のpingは中央値 17.6ms、半数が 12.2〜26.3ms の範囲でした。
| ping | 評価 | 体感 |
|---|---|---|
| 〜15ms | とても良い | 対戦ゲーム(FPS・格闘)でも遅延を意識しない |
| 15〜30ms | 良い | ほとんどのゲーム・会議で快適。光回線の標準的な値 |
| 30〜50ms | ふつう | Web・動画・会議は問題なし。シビアな対戦ゲームでは差を感じることも |
| 50〜100ms | やや遅い | ゲームや通話で遅延を感じ始める。スマホ回線の標準的な値 |
| 100ms〜 | 遅い | 操作と反応のズレがはっきり分かる |
BNRスピードテストのpingは、ブラウザから最寄りのCloudflare拠点へのHTTP往復時間です。ゲームのサーバーは別の場所にあるため、ゲーム内に表示されるpingとは一致しません。回線そのものの応答の良し悪しを見る指標として使ってください。
| 回線種別 | ping中央値 | 半数がこの範囲 | ばらつき(ジッター)中央値 | 人数 |
|---|---|---|---|---|
| 光回線 | 17.6 ms | 12.2〜26.3 | 2.2 ms | 59,534人 |
| CATV | 23.3 ms | 16.0〜30.5 | 4.1 ms | 6,118人 |
| スマホ・モバイル回線 | 57.0 ms | 45.5〜70.0 | 11.2 ms | 8,740人 |
| 衛星(スターリンク) | 47.5 ms | 41.0〜54.5 | 9.6 ms | 105人 |
光回線では81%の人が30ms以下に収まる一方、スマホ回線で30ms以下は6.6%しかいません。対戦ゲームや遅延に敏感な用途で「ping」を改善したいなら、回線種別そのものが最初の分かれ目です。
| 要因 | 実測 | 説明 |
|---|---|---|
| 接続方式 | IPv6:16.5ms IPv4:20.9ms | 光回線でIPv6(IPoE)接続の人はIPv4接続の人よりpingの中央値が4.4ms小さい結果でした |
| 有線かWi-Fiか | — | Wi-Fiは電波状況でpingが数ms〜数十ms上乗せされ、ばらつき(ジッター)も増えます。ゲーム機・PCは有線が確実です |
| 測定先までの距離 | — | pingは物理的な距離にも比例します。同じ回線でも遠い地域ほど数値は大きくなります |
| 回線の混雑 | — | 夜の混雑時はpingも上がりやすくなります(夜だけ遅い理由) |
数値の意味はFAQ「Pingとレイテンシは同じ?」、実測のランキングはping最速ランキングにあります。
2026年8月 にBNRスピードテストで測定された「下り→上り→Ping」一体型測定 224,906 件をもとにしています。同じ利用者(ブラウザ単位)が何回測っても本人の中央値を1つだけ採用し、その中央値をさらに回線種別ごとに集計しています。中央値は極端に速い・遅い値の影響を受けにくい代表値です。
ボット・運営者の測定・テスト測定は除外しています。回線種別は測定時の登録情報(本人申告)とIPアドレスからの自動判定によるもので、テザリングやVPN経由の測定が一部混ざる可能性があります。
スピードテストは「遅いと感じたとき」に使われやすいため、ここでの数字は契約者全体の平均より控えめに出ている可能性があります。
月ごとの集計値はオープンデータ(CSV)として公開しており、出典を明記すれば自由に引用できます。
pingは接続方式「自動」で測定した値だけを集計しています。IPv4/IPv6を手動で選んだ測定は測定先の構成が異なるため除いています。ホームルーターはこの条件を満たす測定が少なく、表に載せていません。
pingのばらつきまでグラフで確認できます。
BNRスピードテストで測定する