pingの目安 ── 何msなら良いのか、みんなの実測値

用途別の目安と、2026年9月に測定された実測分布。光回線・CATV・スマホ回線でpingはどれくらい違うかがわかります。

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結論:一般用途は50ms以下で問題なく、対戦ゲームは20ms以下が快適の目安です

ping(応答速度)は「小さいほど良い」数値で、Web表示の反応・ゲームの遅延・通話のズレを左右します。速度(Mbps)が十分でもpingが大きいと「反応が鈍い」と感じます。

2026年9月にBNRスピードテストで測った光回線利用者 61,760人のpingは中央値 18.0ms、半数が 12.5〜26.9ms の範囲でした。

光回線のping中央値18.0 ms61,760人・2026年9月
20ms以下の人58%光回線利用者のうち
スマホ回線の中央値57.0 ms光回線の約3倍

ping値の目安(用途別)

ping評価体感
〜15msとても良い対戦ゲーム(FPS・格闘)でも遅延を意識しない
15〜30ms良いほとんどのゲーム・会議で快適。光回線の標準的な値
30〜50msふつうWeb・動画・会議は問題なし。シビアな対戦ゲームでは差を感じることも
50〜100msやや遅いゲームや通話で遅延を感じ始める。スマホ回線の標準的な値
100ms〜遅い操作と反応のズレがはっきり分かる

BNRスピードテストのpingは、ブラウザから最寄りのCloudflare拠点へのHTTP往復時間です。ゲームのサーバーは別の場所にあるため、ゲーム内に表示されるpingとは一致しません。回線そのものの応答の良し悪しを見る指標として使ってください。

みんなの実測ping(回線種別ごと)

回線種別ping中央値半数がこの範囲ばらつき(ジッター)中央値人数
光回線18.0 ms12.5〜26.92.4 ms61,760人
CATV23.9 ms16.4〜31.04.3 ms6,777人
スマホ・モバイル回線57.0 ms45.6〜69.111.1 ms9,078人
衛星(スターリンク)51.0 ms43.0〜58.08.4 ms73人

光回線の分布

10ms未満13%
10〜20ms44%
20〜30ms24%
30〜50ms13%
50〜100ms5.8%
100ms以上1.0%

スマホ・モバイル回線の分布

10ms未満0.3%
10〜20ms1.7%
20〜30ms3.7%
30〜50ms29%
50〜100ms60%
100ms以上5.9%

光回線では81%の人が30ms以下に収まる一方、スマホ回線で30ms以下は6.1%しかいません。対戦ゲームや遅延に敏感な用途で「ping」を改善したいなら、回線種別そのものが最初の分かれ目です。

同じ光回線でもpingを下げられる要因

要因実測説明
接続方式IPv6:16.8ms
IPv4:21.1ms
光回線でIPv6(IPoE)接続の人はIPv4接続の人よりpingの中央値が4.3ms小さい結果でした
有線かWi-Fiか—Wi-Fiは電波状況でpingが数ms〜数十ms上乗せされ、ばらつき(ジッター)も増えます。ゲーム機・PCは有線が確実です
測定先までの距離—pingは物理的な距離にも比例します。同じ回線でも遠い地域ほど数値は大きくなります
回線の混雑—夜の混雑時はpingも上がりやすくなります(夜だけ遅い理由)

pingと一緒に見る2つの数値

数値の意味はFAQ「Pingとレイテンシは同じ?」、実測のランキングはping最速ランキングにあります。

集計の方法と注意点

集計の方法

2026年9月 にBNRスピードテストで測定された「下り→上り→Ping」一体型測定 239,461 件をもとにしています。同じ利用者(ブラウザ単位)が何回測っても本人の中央値を1つだけ採用し、その中央値をさらに回線種別ごとに集計しています。中央値は極端に速い・遅い値の影響を受けにくい代表値です。

ボット・運営者の測定・テスト測定は除外しています。回線種別は測定時の登録情報(本人申告)とIPアドレスからの自動判定によるもので、テザリングやVPN経由の測定が一部混ざる可能性があります。

スピードテストは「遅いと感じたとき」に使われやすいため、ここでの数字は契約者全体の平均より控えめに出ている可能性があります。

月ごとの集計値はオープンデータ(CSV)として公開しており、出典を明記すれば自由に引用できます。

pingの集計対象

pingは接続方式「自動」で測定した値だけを集計しています。IPv4/IPv6を手動で選んだ測定は測定先の構成が異なるため除いています。ホームルーターはこの条件を満たす測定が少なく、表に載せていません。

pingのばらつきまでグラフで確認できます。

BNRスピードテストで測定する