回線速度の目安 ── 用途別に必要な速度と、みんなの実測値

用途別の目安と、2026年8月に測定された76,442人の実測分布。自分の速度がふつうかどうかがわかります。

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結論:ふだんの用途なら下り25Mbpsあれば足り、光回線の実測中央値は 154Mbpsです

Web・動画・ビデオ会議は下り数Mbps〜25Mbpsで動きます。それより上は「家族が同時に使う」「大きなファイルを頻繁に落とす」ときに効いてきます。

2026年8月にBNRスピードテストで測った光回線利用者 60,638人の下り速度は、中央値 154Mbps、半数が 64.2〜357Mbps の範囲でした。自分の数字がこの範囲に入っていれば、光回線としてふつうです。

光回線の下り中央値154 Mbps60,638人・2026年8月
100Mbps以上の人59%光回線利用者のうち
1Gbps以上の人3.2%10Gbps回線など

用途別に必要な速度の目安

下り(受信)の目安です。同時に使う人数分を足して考えてください。

用途下りの目安補足
Web閲覧・SNS・メール1〜10Mbps速度より応答速度(ping)が体感を左右します
動画(HD画質)5〜10MbpsYouTube・Netflixなど
動画(4K画質)20〜25Mbps1本あたり。2台同時なら50Mbps
ビデオ会議(HD)3〜5Mbps上りも同程度必要。安定性が重要
オンラインゲーム(対戦)10〜30Mbps速度よりping。pingの目安参照
ゲームのダウンロード(50GB)100Mbps=約70分
1Gbps=約7分
速度がそのまま待ち時間になる用途
4人家族で同時利用50〜100Mbps動画2本+会議+ゲームの合計

「上り」は動画配信・大きなファイルのアップロード・テレビ会議の自分側の映像に使います。光回線の上り中央値は 53.6Mbps、スマホ回線は 6.6Mbps です。

みんなの実測はどれくらい?(回線種別ごと)

2026年8月の実測値です。「半数がこの範囲」は下から25%〜75%の人の値で、この幅に入っていればその回線種別としてふつうです。

回線種別下り中央値半数がこの範囲上り中央値人数
光回線154 Mbps64.2〜35753.6 Mbps60,638人
CATV156 Mbps62.4〜34534.5 Mbps6,278人
ホームルーター48.8 Mbps22.7〜1025.5 Mbps287人
スマホ・モバイル回線38.5 Mbps14.0〜90.86.6 Mbps9,134人
衛星(スターリンク)93.5 Mbps54.9〜19410.3 Mbps105人

光回線の分布(下り)

10Mbps未満5.3%
10〜307.8%
30〜10028%
100〜30030%
300〜100027%
1Gbps以上3.2%

光回線でも13%の人は30Mbps未満です。契約が1Gbpsでも、Wi-Fiや古い機器、集合住宅の配線方式で頭打ちになるためで、多くはFAQの「1Gbps契約なのに数百Mbpsしか出ない」で説明している範囲に収まります。

スマホ・モバイル回線の分布(下り)

10Mbps未満19%
10〜3023%
30〜10035%
100〜30018%
300〜10004.2%
1Gbps以上0.1%

光回線の中でも差があります

区分下り中央値半数がこの範囲100Mbps以上人数
フレッツ光・光コラボ(NTT回線)132 Mbps57.4〜29456%44,739人
独自回線(NURO光・auひかり・eo光など)249 Mbps83.3〜56468%15,928人
光回線のうちIPv6で接続した人197 Mbps81.3〜41941,193人
光回線のうちIPv4で接続した人88.7 Mbps35.3〜21821,802人

同じ光回線でも、IPv6(IPoE)で接続している人の中央値はIPv4の約2.2倍です。フレッツ光・光コラボで速度に不満があるなら、接続方式を先に確認する価値があります(IPv4とIPv6の比較あなたの回線診断)。

サービス別の下り中央値(2026年8月・100人以上)

固定回線下り中央値半数がこの範囲人数
NURO光354 Mbps120〜7435,138人
ソフトバンク光352 Mbps131〜561116人
コミュファ光289 Mbps85.5〜6361,392人
eo光251 Mbps90.0〜6102,035人
ピカラ光244 Mbps82.0〜564422人
メガ・エッグ206 Mbps74.2〜439430人
auひかり195 Mbps73.6〜4364,450人
ドコモ光175 Mbps83.4〜293253人
その他のCATV170 Mbps68.1〜4263,534人
BBIQ168 Mbps59.9〜429847人
J:COM142 Mbps57.3〜2702,758人
フレッツ光132 Mbps57.4〜29444,739人
UCOM光129 Mbps60.0〜3541,199人
スマホ・ホームルーター下り中央値半数がこの範囲人数
au51.1 Mbps21.5〜1043,757人
ドコモ39.9 Mbps15.0〜96.43,380人
WiMAX +5G(ホーム)38.8 Mbps19.5〜75.7100人
楽天モバイル36.8 Mbps16.9〜94.9277人
SoftBank24.6 Mbps8.9〜61.3816人
b-mobile11.9 Mbps4.1〜34.8145人
mineo9.1 Mbps2.6〜32.7613人
IIJmio8.1 Mbps4.8〜27.2178人

プロバイダ別・地域別の詳しい数字はプロバイダ・回線別レポート地域・回線の実測速度にあります(直近60日・毎日更新)。

自分の数字をどう判断するか

  1. 用途の目安を超えているかを見る。25Mbps以上出ていれば、ひとりで使う分には困りません。
  2. 同じ回線種別の「半数がこの範囲」に入っているかを見る。下側にはみ出していれば、Wi-Fi・機器・接続方式のどれかに改善余地があります。
  3. 時間帯を変えて測る。夜だけ落ちるなら回線の混雑、一日中遅いなら宅内側が原因のことが多いです(夜だけ遅い理由)。
  4. 有線で測り直す。Wi-Fiと有線で数倍違うことは珍しくありません。
集計の方法と注意点

集計の方法

2026年8月 にBNRスピードテストで測定された「下り→上り→Ping」一体型測定 224,906 件をもとにしています。同じ利用者(ブラウザ単位)が何回測っても本人の中央値を1つだけ採用し、その中央値をさらに回線種別ごとに集計しています。中央値は極端に速い・遅い値の影響を受けにくい代表値です。

ボット・運営者の測定・テスト測定は除外しています。回線種別は測定時の登録情報(本人申告)とIPアドレスからの自動判定によるもので、テザリングやVPN経由の測定が一部混ざる可能性があります。

スピードテストは「遅いと感じたとき」に使われやすいため、ここでの数字は契約者全体の平均より控えめに出ている可能性があります。

月ごとの集計値はオープンデータ(CSV)として公開しており、出典を明記すれば自由に引用できます。

「目安」の根拠

用途別の目安は、動画配信・会議サービスの各社が公開している推奨速度と、BNRスピードテストの実測をもとにまとめたものです。サービスによって推奨値は前後します。

IPv4とIPv6の比較について

「IPv6で接続した人」と「IPv4で接続した人」の比較で、同じ回線を両方の方式で測った比較ではありません。IPv6で接続している人の多くはIPoE(v6プラスなど)の利用者で、その傾向も差に含まれます。

自分の回線がどこに入るか、測ってみましょう。

BNRスピードテストで測定する